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歯周病の進行
歯肉炎は出血が見られる、歯茎が赤く腫れているなどの軽い症状ですが、放っておけば歯周炎になってしまう可能性があります。
歯周炎は、歯槽骨や歯根膜などの深層部の歯周組織にまで炎症が及んでいる状態を指します。早めの治療を行わなくては、歯周ポケットが深くなり、歯槽骨や歯根膜などが破壊されてしまいます。
歯がぐらつく、膿が出る、口臭が強くなるなどの分かりやすい症状が出てくるそうです。歯周病は、歯肉炎と歯周炎を総称した呼び方です。
不規則な生活や、喫煙などの習慣、歯周病菌に対する抵抗力の低下など原因は複雑に関わっていることが多く、治療に時間が掛かります。
過去に歯周病は成人病の一つと呼ばれることも多かったですが、現在では5歳から14歳までが歯肉炎に掛かっているというデータもあるそうです。
生え替わりにより磨き残しの多さや、思春期での生活リズムや食生活の変化が原因と考えられているそうです。また、大人と同じくストレスが原因となることも多く、放っておけない問題です。
歯周病のチェックポイントの多くは、歯茎にあります。歯茎の色が赤や黒に変色している、疲労やストレスを感じるときに腫れやすい、歯茎が減って歯が長く伸びてきているように感じる、歯茎を推した時に膿が出てくる、歯がぐらついているなどの症状が表れたときには歯周病の可能性が非常に高いです。すぐに歯科での診断を行いましょう。他にも口臭がある、口内がねばつく、歯の表面がざらついているなど、普段と違う症状がある時にも、別の病気も含めて疑った方が良いかもしれません。
歯茎の問題は、早期発見、治療が大切です。毎日歯茎のチェックを行うことはもちろんですが、定期的な歯科健診を受診してプロの目で見てもらうこともおすすめです。
早めにプロに相談することで、症状の進行スピードを抑えたり、適切な治療を行ってもらったりすることができるはずです。もし相談が遅れると、大事な歯を失ってしまうかもしれません。そうなってからでは遅いのです。
ただし最近ではインプラントなどの歯を失った場合の対処法が増えてきました。早ければ早いほど治療法の選択の自由度は高いのですから、ちょっとでも違和感を覚えたら迷わずに歯科に行くのがよいでしょう。
アキ子
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